2014年04月15日

悪い夢の中のおとぎ話


たとえば自分が

150年前のアメリカ南部に売られた奴隷だとして・・

家畜同様の扱いを受けながら

何の権利もなく言われるまま働いて

刃向えばムチ打ちにされ

すべての運命は奴隷市場から

わずかな金で自分を買い取った所有者に委ねられる

・・としたら



他国に生まれ替わった今

その恨みは魂に刻まれて

何らかの屈折を表してるんだろうか?



「それでも夜は明ける」観てきました

だいぶネガティブになったよ



1841年、奴隷制廃止以前のニューヨーク

家族と一緒に幸せに暮らしていた黒人音楽家ソロモンは

ある日突然拉致され

奴隷として南部の綿花農園に売られてしまう


狂信的な選民主義者エップスら白人たちの

非道な仕打ちに虐げられながらも

彼は自身の尊厳を守り続ける


やがて12年の歳月が流れ、ソロモンは

奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会い・・




実話に基づいた映画で

過去に本当にあった話らしい




近代の社会ではなかなか想像できないけれど

今も世界のどこかでそれに近いことが行われている



一部の権力者の思惑で固められた悪法が存在すれば

人はそれを大義として

どこまでも歪んでしまうことができる生きもの


近くの半島にもいまだにそういう国があるしね


一人、二人、百人、千人くらいが

正義を掲げ反発したところで簡単に潰され葬られる


権力の元では人は非力すぎるね



人間の本質は弱くて脆くて危うくて

その反動からか

そもそもろくでもない部分を持ち合わせてる



神様仏様を拝んでからならいくらでも奇麗ごとは言えるけれど

たいがいは自分に都合のいい神様をこしらえてるものだ


尊厳だ自由だ平等だ信じろだ言いながら

結局は人が人を縛りガンジガラメをつくって

自らの執着した思い込みを神の意思として覆い被せる


こりゃ神様という方も迷惑だろうになぁ


例えばそうやって

どっかの宗教に所属しながら都合のいい解釈をしてる

少なくはない面々を見るたびに人は危ういないって想うよ


大抵の宗教自体が悪いわけじゃないのだろうけれど

それを捉える側の偏狭な解釈が

そのグループだけの特別感と優位性を持たせて

他を排除したり見下したりしていずれ争いになり

もっと言えばいずれ戦争の元になり・・


宗教にかかわらず

そうやってずれたものを信じた人間ほど怖いものはない


おそらく

この世はそんなにレベルの高い次元じゃなさそうだね


地獄に落ちるとか言うけれど

もしかしたらこの世が地獄そのものなんじゃないのか?

って想うことすらあるよ


だってどう考えてもこれ地獄だろ!ってニュースを

国の内外で日々当たり前のように見聞きするのだからさ


奴隷制度にしてもなんとか撤廃されたにせよ

それでがんばって耐えた人を讃えながら

しんみりするのもいいけれど


そもそも一つの偏った観念から

そんな非情なことを平気でやれる人間の本質があることが

永遠に不変の定説のようで・・


そんなことはとうに分かっていたにせよ

改めて、あぁ〜あ、って


残念無念な感じだ



中には人間の顔をした救いの天使も居るんだけどさ


救いの天使が居るくらいだからなおさら

ここ・・本当は・・本物の地獄なんじゃないのか?


地獄にも陽が射して、夜が明けて

そんなに悪くないようにうまい具合に覚醒されているとして


信じるとか信じないとかみんなで言いながら

個々がそれぞれに

生まれる前から背負ってるものがあったりしてな?


産声をあげたときが真っサラのゼロスタートじゃなくて

みんなそれぞれ

マイナス100とかマイナス89からのスタート

それがマイナス1000くらいまであってさ


だとしたら

それぞれ違うハンデがあるのだから

そもそも平等なんてありえないし


だからなおさら人間は

中途半端に平等を求めたような社会をこしらえたくなって



日々のしがらみの中で見栄を張ったり、妬んだり

それでそういうのはいけないとか思い直したりして・・


いい人のようなことを散々言いながら

うまく隠してるつもりの裏腹の醜態も適当に垣間見せて

人っぽい薄っぺらさを醸し出す


そのうちにこんな所では

「見ざる、言わざる、聞かざる」が

自分を防御する最大のワザだと気が付いたら


おとなしいだけで何にも触れないような

面白くもない道を選択するようになってさ


そのわりにはひそひそと陰口を言ってたりする


それでなんとか波風が立たなくなるから

遠い過去の罪を清算したようで

気にもしてなかったノーマークのポイントで

また新たな罪をつくるんだろ


自分でも気づかぬうちにまた誰かを傷つけてる


今度はそっちですかぁ?・・みたいな

あぁ、おとなしきゃ済むもんでもないんだぁ・・なんて


ついでに屁理屈を言いながら

それを正当化しようとするんだから

ダウトみたいにどこまでも終わらないシーソーゲーム



「ここは地獄」って下方修正してみて

はじめてすべての辻褄が合うよ




人間のおめでたさは

ここが地獄だとは想っていないこと


・・なんてな





そう想わされるような

映画でした




大いなる地獄に乾杯〜!


な、強烈にネガティブ



そこまで想わせるんだから

映画としてはクオリティーが高いんだろうな



つまらないおとぎ話をしました










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それでも夜は明け陽はまた昇る

美しき地獄










なんか言いに来た・・

それは違うよ、って言ってるのか?


やっぱり、地獄とは想いずらい・・

悪い夢を見ただけ・・か?














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2014年04月02日

別れてはいけないもの


サクラ咲くころ

出逢いと別れ・・

そういうのはいい加減慣れたけれど



32年前

中学生の自分が見てた記憶がよみがえる


笑っていいとも!終わっちゃったね


最近は全然見てなかったけど

時間が合ってたまに見ればなにかほっとする


自分の成長とともに

時々見てはちょっといい気分になったことが

今までどれくらいあっただろう?


ただのテレビ番組が

気づけばほんの数%でも心のよりどころになってる




終わっちゃいけないもののような気がする









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posted by 真中 at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年03月19日

静と動と・・haru


三寒四温は毎年恒例だけど

今度こそ本当の春・・


久しぶりに窓を開けて外の空気を入れてみれば

大量の外気がまっしぐらに侵入して

内にこもったものを一瞬で浄化する


ここ数カ月いろんなことを考えて

内側へ内側へとエネルギーが集中したあげく

慢性的な寝不足になったこの自分にも


この気だるさから解放されるには

ぼちぼちココロの窓を開けて

外気を取り入れ浄化したほうがいいころだな



刻々と、淡々と、

そしてそろそろと移ろい変わる時の流れに


その上に乗っかりながら

めまぐるしく移り替わる現象のダイナミズムに

圧倒的な生命の息吹を感じてしまい


何やかやと言いながらもすべてが生きていることを実感する



虫も鳥も、猫も馬も、そして道端の雑草すら

何も感じていないようで何らかの愉しみや

ストレスらしきものを受け取っているのだろうし


ましてや我が人間様は

中途半端に考える力を持ち合わせたために

余計なことをあやかやと考えて

過剰に攻撃したり、または過剰な守りに入ったり


自らが安全地帯に居続けるために

余分なことを考え余分な時間を費やしてしまう生きもの



生きることは決して楽なことではないけれど

その苦難の分は

ただ垂れ流しエネルギーを消耗するだけじゃない

なんらかの実りがあるんだろう


もしもないとすれば

そこに自らの全体重を乗せてないってことだ



北風はやがて南風に替わり

雪解けの斜面にはフキノトウが芽吹くころ



そういう空気感を幾度も幾度も経験すれば

理屈や言葉ではうまく言い表せないにせよ

「生命」が何なのかを肌身で感じるようになる



人生に無駄はないと言うけれど

そんなことを考えている時間はとっても無駄だってことも

薄々感付いてくる


そして生きることにいちいち理由付けをする必要はない

ということも・・



前進することは

どうやらすべての生命体の本能なんだろうから



「生きるている」その感触は

頭で考えるより、肌で感じる程度がいいんだろうな



すべては静かに自を省みたあと

湧き出すエネルギーに乗っかり

どうにかして動くことで次の未来は開かれる



押しては返す潮騒のように

「静と動」はいつだって連動してる


押しっぱなしの潮はないし

引きっぱなしの潮もなくて


流れが切り替わる

その一瞬だけ静止する



巡る季節の中で

静かに考え、そして動いて


うまくいったり、くじけたりしながら


ひととき・・立ち止り

また次のモーションを考えて・・また動いて・・




Fuyuが来て

またHaruが来て・・



ただそれだけで

それ以上も

それ以下もなし











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2014年03月13日

お知らせ!


カーザ マナカ 本日オープン致します!

夜中まで準備して、ぎりぎりです

まだ幾つか抜けてると思われます。

工事終わったの昨日だし・・

ドリンクメニューとかないし・・

今日やります!

オープン時メニュー

ランチ (3,800- 4,800- 要予約)

ディナー(7,500- 10,000- 要予約)

渋谷区恵比寿1-25-4

03-6459-3457










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2014年03月01日

冬の終わりの他愛のない昼下がり


時々ぬるい風が吹きはじめれば

間もなく春の到来


この月の終わり頃には

ただの灰色だった街の隙間に

サクラの花が鮮やかな彩を添える・・




いつの間にか木の芽にはエネルギーが充満し

F1のスタート地点みたいに

空ぶかししたエンジン音を響かせながら

ただその時を待つだけのきっちりとした生命の営み





赤いランボルギーニの重低音が

雨上がりのビルに反響して走り抜けた


他愛のない昼下がり・・





都会の雑踏のなかにも

耳を澄ませば

そろそろアクセルをふかした生命の息吹が

聴こえはじめる



冬の終わりの

少しぬるめな

他愛のない昼下がり・・











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春野菜の炊き合わせ























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2014年02月17日

Lejend


ほんとよく降ったね

2週連続でトドメのように・・


深夜3時頃帰ろうと思ったら

外は本物の雪国


大通りまで出てタクシーを拾おうと思ったけど

全く・・

・・まったくいない


仕方ないから歩いて帰るしかないと

横殴りの吹雪に、誰もいない歩道を

そろそろと歩きはじめる


ずいぶん進んだところで途方に暮れて

進んでも地獄、戻っても地獄のエアポケットにはまり

もう感覚のなくなったずぶ濡れの足のまま

ちょっと立ち止まった


当然立ち寄るカフェもなければ

相変わらずタクシーも来ない


すべての隙間まで考え尽くされてるであろうこの東京にも

時と位置と状況により、誰の文明の手も差し延べられない

エアポケットのような死角が発生する


消去法で何度考えても

軽いブリザードの中

このままあと数キロ歩き続けるしかなく


時折ゆっくりと通り過ぎるトラックを見送って

この都会のど真ん中でプティ遭難しそうになる



東京は雪に弱い

ここに住む人は自然の力に無防備




天災は、忘れたころにやってくる・・




ところでその次ぐ日

この雪とはだいぶ親しいはずの

遠い北の空を飛んだレジェンドに魅せられることになる


伝説は本人の努力からすれば

必然の結果だろうけれど


傍から見れば

まだやってたんだ、、なんて

そんな冷ややかな空気のなか




天才は、忘れたころにやってくる




そう、誰もがその存在を忘れてるその中で

じわじわと、コツコツと、ひたすら自分を信じて

密かに狙ってたんだな




いずれそのStoryは

痛快なLegendとなる




いいドラマを魅せてもらった

こんなに守られてる都会で遭難してる場合じゃない!










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PS//

金メダリストの羽生君は

食が細く、食事するのがメンドクサイんだってぇ〜


そんなシュールなセルフ・・言ってみたい


俺は食事が楽しみでしょうがない!





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ポルチーニ茸とパンチェッタのタリアテッレ

最後の冬メニュー

もうそろそろ春バージョン!
















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2014年02月08日

snow snow ぜんぶ雪のせいだ!


早朝の窓の外を見れば白く煙る街


見下ろした車道にはトロイカが走り

舞い降りる雪ん子を見つめ暖炉にはペチカが踊る・・


そんなロシアの民謡があったな


仕方ないから路線バスに乗り込み

ゆっくりと流れる灰色のビルを

確認するように一つ、また一つ見送ってた


そろそろと雪の轍をめがけて進むその巨体のエンジン音も

すべてを覆う白に吸収され、妙な一体感を醸し出す


すぐ近くだからとバスを降りてからは

クロックスのサンダル履きのまま

こちらもそろそろと重心を移動して

一歩一歩注意深く足を進めてた



遠いソチの空では

白銀の戦いがはじまり


赤い日の丸を背負ったアスリートたちの鼓動が

この雪にシンクロされて伝わってくるようだ



重心はいずれゆっくりと移動され

すべてのものが慎重に前進する



そうやって徐々にメダルに近づいてゆくのか




ところで

周りにはどう見てもサンダル履きの人はいない・・



人は環境に適応した行動をとるものだけれど

中には角度の違う通過の仕方をする者もいるものだ



スノボーだって重心をくねらせ滑り降りるけれど

中にはジャンプしたくなったり

細い手スリの上を滑ったりしたくなる者だって出たきて

ついには

オリンピックの正式競技にもなってしまったんだからさ


白の解放感と

すべてを覆い尽くす一体感

更にその厳い寒さもひっくるめて・・



まぁ、いいんじゃないの?



しばらくは眠れない夜を過ごすことを予感しながら


とりあえずつま先が冷たいなぁ

とか・・思った



ぜんぶ雪のせいだ!


そう!すべては雪のせいにしてしまえばいい・・










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こんな感じ!



今晩この雪にも負けず来店された方には

ボトルスプマンテとアンティパストミストを

サービス致します!

ブログ又はFace Bookを見たと申し伝えくださいね!


でも無理か?

ぜんぶ雪のせい・・



















posted by 真中 at 13:50| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2014年02月07日

お知らせ


皆さん多くのお花やお祝いの品を

ありがとうございました!


いっさいDMも出さず宣伝もしないで

ブログとFace Bookのみの告知のオープンでした


これからも普段通り頑張って行きますので

どうか温かい目で見守ってくださいね!









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posted by 真中 at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年01月19日

Winter


寒くて冷たくて

そんな気持ちのいい日々が続く


やっぱり自分は冬好きなんだと改めて想う


間もなくこの寒さを耐え凌いで

白く可憐に咲くこぶしの花が

昔住んでた家の裏にあって


その純粋無垢な姿の内側に潜む凛とした強さに

子供の頃からなにか魅かれてた


本田が華々しくセリエAにデビューして

それに触発された長友も活躍し・・


そういう風に基本的に厳しい環境の中で

せめぎ合う姿に爽快感を覚えるように

厳しい冬の空気の中に佇む澄んだものにしっくりとくる


誰にも、言葉では言い表せないほど

いろんなことがあって


内側でなんとか消化して外側に表現することを

幾度も幾度も繰り返しながら

そうやって長い年月の蓄積の末、開花するものだ


そこには秘めた苦悩があり

いちいち説明しても

他人には理解できないような想いがあるはず


最後は凍えるような冷たい空気の中で

ヨコシマな言い訳をしながら投げだすか

凛として堪えるかの分水嶺に差しかかる


結果の差は紙一重

過去の一つ一つの苦悩とどう向き合ってきたかによる


その究極の地で

純度の高いココロを示したときは

本当に美しいオーラを放つものだ


だから安全地帯ばかりを望むもんじゃない

安全な場所では鋭さは磨かれない


楽な方ばかり選ぶんじゃない

楽した者には深みは宿らないもんだ


ましてやいちいち交換条件を提示して

せこい計算をしながら歩かないほうがいい

せこければせこいだけの世界しか見えないしな




この身に降りかかるすべてのことを

なんとかやっと受け入れられたなら


それで、じゃあ、どうする?




すべてはどんな時も持ち続けられた

「想い」の透明度による




それが

青い風の吹くこの冬が教えてくれた・・Win











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2014年01月08日

白い闇の上の星のはなし


遠くから沢のせせらぎが聴こえてきた

本当になんいもない真っ白なところにいた


遠い岩陰に潜むケモノの気配だけは

意識を集中すればかすかに感じる

・・気がした



昭和初期から続く山深いランプの宿の

その何代目かの大将と、はなし好きな道先案内人


湯治客はもう来ないから明日からは休業すると・・


毎年恒例になった雪深い秘湯を訪れ

絶え間なく湧き出す山の伏流水を一口飲み込めば

もはや長旅の疲れなどスッと引いてゆくのを感じる


辺り一面の雪景色に立ち上がる大量の白い湯煙

いよいよ源泉の流れ込む露天風呂につかりながら

満天の星を見つめれば、白と銀と闇しかない


ついでに頭の中まで真っ白に

その着色された邪念を抜き去ってリセットする


それでもなかなか真っ白にはなれないもんだ


定期的に何かしら頭をよぎるから

それをかき消すために

蝋燭の炎を見つめるような

一つだけ選んだ星の光に集中してた


風に舞う粉雪

揺れる北斗七星に大熊座

沢の音色

ケモノの気配

白の上の闇

第六感で感じるその裏側の世界・・



西暦2014年

ここから始まる



また今年も

いくつかの出会いがあるんだろう

また今年も

いろんな俗の姿を見せられることになるんだろう

また今年も

あれこれ想い巡らすんだろう

そしてまた今年も

とにかくいろいろあるんだろう



すべては感じるまま、なすがままに・・



楽しくて賑やかな日々をイメージしながら

やることをやればいい


出会ったことがすべてで

起ったことがすべてならば


そこには

ずれた計算も、はみ出すような高揚も

イビツに変形させた言い訳もいらない



風に舞う粉雪

揺れる北斗七星に大熊座

沢の音色

ケモノの気配

白の上の闇

六感で感じるその裏側の世界・・



ものごとの形を変形させないで

あるがままの姿を受け入れる度量があるのなら


今年もまた、幸せ




それが

白い闇の上の星のはなし











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冬の夜のピアディーナ























posted by 真中 at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2014年01月03日

2014


開けましておめでとうございます!

本年もよろしくお願い致します!



穏やかで温かい新年を迎え

騒がしいだけの正月番組を惰性で見ていても

やっぱりなにも頭に入ってこないから

ただただ眠くなるばかり・・


元日には12時間も眠ってしまった


こんなに寝るのは一年に一度だけ


どこへ行ってもなにもやってないから

とりあえず初詣だけ行ってからぐずぐずしてた


あんなに嫌いだったマラソン中継も

箱根駅伝で払拭されたようで

タスキをつなぐドラマに見せられ時々うるうるする始末


一体いつからこんなに涙もろくなったんだ?


2日から営業して

常連のお客さんと呑んで呑んで、また眠くなって

そんな感じでいまだ正月気分は抜けないでいる



今年もなすがまま

力みを抜いて腹八分目

流れに身をまかせてみよう






白金アガぺ アル マナチーノ ナトゥラは

1月23日まで営業し

2月から恵比寿に移転します。


今後ともよろしければお付き合いください。










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posted by 真中 at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年12月28日

ココロヲ


クリスマスも過ぎれば

今年もとうとうラストスパート

もういくつ寝るとお正月


あと数日

大晦日までの雰囲気は毎年なにかいいもんだな


みんなそろそろ大型連休に入り

一年をやり遂げた感が体から滲みでて

しばしのお疲れさまモードに変わる街



自分も今年は案外自由に生活できたかな

振り返れば楽しい一年でした


その分いろんなことをゆっくりと考える時間もあり

ココロを整理する年となりました



来年早々に馴染みのある恵比寿に移転予定です

詳細は追って報告致します




本年も大変お世話になりました

いつも変わらぬご愛顧をいただきありがとうございます



皆さまのご多幸をお祈りし

また新たな一年に素敵な出会いを期待して

実り多い年に成ることを願います


巡り来る新年に

新しいココロヲ捧げます



薫り高く

良いお年をお迎えください






アガぺ店主 真中 陽宙













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posted by 真中 at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年12月21日

Merry X'mas



雨上がりのアスファルトはやまぶき色に染まり

陽差しの照り返しできらきらしてた


誰もがせわしく早足に

枯れた街路樹の街を通り過ぎる


その向こう側には

センターラインに沿ってどこまでも遠くまで見渡せる

霞みのない澄んだ都会



やがて夜が訪れれば・・


切れるほど冷たい風の空に

街灯りに少しも負けてない星たちが

くっきりとした輝きを放つ



星がきらきらと揺れて見えるワケは

上空に強い風が吹いてるから・・


いつかあなたが教えてくれた



聖夜のクリスマスには

風の向こう側

どこまでも遠い星に願いをこめて・・



飛ばされるほど強い風の道の

その向こう側を見たいのなら

空を辿りできるだけ遠くに想いを投げる



その願いはいつか・・


どうにかなるらしいよ




いつだったか

なまけ者の天使が教えてくれたような

くれてないような?


なんてな



そりゃあなんでもどうにかなるわな






agapeから

Merry X'mas












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2013年12月13日

1964


1964年、自分が生まれる3年前


・池田勇人内閣

・東京オリンピック開催

・石原慎太郎が参議院全国区トップ当選を果たす

・カルビーがかっぱえびせんを発売

・国会では南アフリカ人種差別非難決議が採択される
 この年にネルソン・マンデラは投獄される

・アメリカではロバート・ケネディーが暗殺される
 (前年に兄のジョン・F・ケネディー暗殺)

・ソ連ではニキータ・フルシチョフが第一書記になり
 スターリンの独裁恐怖政治を批判
 アメリカと平和共存を図り核実験を抑制
 (そのスターリンが第二次大戦後、北朝鮮の
いくつかの党のトップを面接して選んだ金日成を
国家元首に認定し朝鮮民主主義人民共和国を建国する
 スターリンの血を引いた金日成は対抗勢力に対する
 粛清を繰り返し独裁恐怖政治の道へと進むことになる)
 

・ニューヨークには世界貿易センタービルを設立

・佐藤栄作内閣へ



東京オリンピックのカラー映像


白黒映像は時々見たことがあるけれど

最近カラー映像が出回ってる


カラーで見るとやっぱりリアルだな


人の顔色や表情、服の色、街並み

すべてが新鮮ですね


昭和のイケイケな活力が滲み出てます


これから30年、この国はガツガツと登りつめる





約50年後の現在

新たな東京オリンピック開催が決定する

ケネディーの娘は日本駐在のアメリカ大使になり

貿易センタービルは、ある事件により跡形もない

ネルソン・マンデラは大きな功績を残し永眠

ソ連は崩壊してロシアに変わったけれど

チキンキエフとビーフストロガノフはやっぱり美味くて

ボルシチの良さは相変わらず解らない!

ソ連の傘下だった北朝鮮は

今なお粛清を繰り返し恐怖独裁政治をしている

石原慎太郎はだいぶご老体だけど国会議員へ復帰して

かっぱえびせんもいまだ衰えず

大叔父に佐藤栄作と岸信介を持つ安倍晋三が

現在の内閣総理大臣である





時は流れ・・

いまだ健在のものと

もう無くなってしまったものはあるけれど


そのスピリッツは時に細く太く繋がって

今もなお生き続けてる































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2013年12月11日

Belive


荒れた大地に果てしなく続く乾いた道


その先に例えば潤いのオアシスがあるのなら

誰もが迷わず進むだろう




この星の軌道は永久に同じところを辿ってるようで

ほんとうはいつだって未知の景色を走り続けてる



その先に何が待ち受けているのかは

もう誰にも分からない






碧いビルの谷間に埋もれ、都会に手足を縛られながらも

その魂をさらけだし戦い続けてた




スイッチが切れたように

すべてを投げ捨てて逝ってしまったあいつ




それで俺は、山積みの仕事を抱えこんで紛らしながら凌いでた





未だ何一つ解らないけれど

時にビルの谷間に沈む夕日を見つめながら

とりあえずどこかで納得しようとするんだ








他人を落とし入れてまで

その割にはなぜだか反り返ってるような

そんな腐ったリンゴはたくさん見てしまったから


どんなに着飾って見せたところで

その根を陽射しに晒してみないと本当のことなど解かりはしない


なんて、いつしかそんな臆病者になってしまう




誰かを愛し、誰かを信じて・・って

調子のいいときばかりそんなこと言う人たち




少しくらい道が傾いた途端に

こんなはずじゃなかったなんて誰もが身を引いていったくせに







残され疲れ果てた男の前には

孤独で乾いたシーソーゲームだけが露骨に現れるとしたら


いったい誰が彼を守れたのか?






この迷い星の上には

見せかけの愛が欲しいだけのニセモノどもがまかり通る







あいつは負けたのではない

絶対に

負けたということじゃない




上目線で着飾るだけのうぬぼれた人みたいに

自らの魂まで売ってはいないのだから






擦り切れてポンコツになるまで戦いながら

報われない魂たちのレクイエムを一つ一つ拾い上げて


この汚れた星にやってくる次の世代の魂に伝えたい








この身に何が起ころうとも

どうしても守りたい人がいる





そこに何の確信もないのなら、なおさら


信じてみたい人がいる

信じてみたい自分がいる





いつの日か

信じられる愛がきっとあるって






その疑わしいセリフが

本当のこととして強く示せるときが来るように




いつの日か

偽りのない真実として

次の世代に伝えられるように・・





























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2013年12月06日

敬礼


1964年、アパルトヘイト(人種隔離政策)の

反対運動の首謀者として逮捕された


国家反逆罪で終身刑を言い渡され

27年ものあいだロベン島の監獄に投獄される


重労働を課せられ目を傷め、結核にかかり・・



そんなネルソン・マンデラは、後に当時の白人大統領

フレデリック・デラクークと会談し釈放される


その後アフリカ民族会議の議長に就任


デラクークと協力して

全人種代表が参加した民主南アフリカ会議を開き

さらに多党交渉フォーラムを開いて

白人と黒人や他民族が融和した暫定政府と憲法をつくり

アパルトヘイト撤廃に尽力して共にノーベル平和賞を受賞


南アフリカ初の全人種参加選挙が実施され大統領に就任し

人種差別や格差是正を図り

更には経済不況からも回復させる




数年前「インビクタス/負けざる者たち」という映画を観て

興味を持ちいろいろ知るうちに

そのとてつもない人間像に引かれ影響を受けた



目的がシンプルかつ明確で

設定が大きく具体的


更にそこへ立ち向かう勇気と

希望を捨てずに耐え凌ぐ忍耐力が備われば・・


大岩は動く



頭では理解できるけれど

果たしてそんなことが実際にできるだろうか?


27年も投獄されていたら

おそらく大抵は戦意を喪失して

いろいろなことがもうどうでもよくなってしまわないのか?


白人からそんな迫害を受けてもなお

釈放後白人との融和の道を突き進み最終目的を達成する



あらすじを書けば数行で終わる人生だけど

日一日どれだけ深い自問自答があったんだろう?


常人でないことは間違いないけれど

それでも人間だからブレる日もたくさんあったはずだろう


その畳の目のように細かくて壮絶な禅問答に対し

心から敬礼致します



ネルソン・マンデラ

  
95年のその壮絶で美しい人生に幕を下ろした



相変わらず自分の損得ばかり考えてるこの世界に

それに便乗して反り返る個人個人に


大きなメッセージをもらった気がします



例えばその損得勘定の延長線上にある

この国の特定秘密保護法案や集団的自衛権は


命がけで敵と戦うための布石であって


その政府の不自然な動きの裏には

完全にアメリカの誘導と圧力があり・・


自分の意志で毅然とした行動を決められない

そういうオカマの日本は

いったいどこへ向かっているのやら?


メディアや大衆がその法案成立に散々反対してる理由は

自らの権利を守るためだけであって

根本の流れに意義を唱えてるわけじゃない



理不尽な迫害を受けてもなお、その相手を敵とせず

命がけで融和の道に突き進んだマンデラとは

本質的にどこが違うだろう?


バラク・オバマも追悼で

「彼に教えられたことを実行する」

とコメントしていたけれど



敵を敵とする人と

敵を敵としない人


いったいどちらが?・・




人類はまた

偉大な指導者を失くしてしまった

















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追悼敬礼

















posted by 真中 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年11月28日

適度の効能と過剰の代償


家のそばの桜の葉が紅葉する前に散ってた

秋はどこへ行ったのやら・・


夏は暑すぎ、冬は寒すぎる

気候が極端に振れるこの頃


それに連鎖して春と秋の陣地の取り分が減る

そういう移行途中の変化が見える季節は好きなんだけどな


人には曖昧な時間が必要なんだろう


それでバランスをとり次の準備をする時間になるのだから



なんでも適度がいい

なんでも無理のないものがいい・・


無理をしたものは時間差でその代償が訪れる



アナログからデジタルへ変更したように

この街のシステムからも

すでにその曖昧な中間層が消えつつあるから


ワンクリックで画面が変化するスピードと

生身のココロの変更スピードにはギャップがあって

とてもギスギスとした滑りの悪い問題をはらむようになる


ココロの準備をする時間と溶媒が足らないうちに

軽はずみな結論だけが先行して一人歩きする




例えば手書きの手紙は

その文字形の癖や濃淡で相手の情緒を読み取れるけれど


今や大抵の意志はメールで伝達でき

ラインに至ってはそこに相手が居なくとも

もはや会話してるのと同じようなものだ


誰が発信しても同じゴシック体のその文字からは

素っ気なさと味気なさ以外なにもなく

何とか絵文字でごまかして愛嬌を振りまいても

やっぱり薄っぺらさは否めない


手紙を出しにゆくまでの迷いや想像の溜め時間は

ボタンをワンクリックして送信するだけの

0.1秒に取って替わったから

もう一度考え直す暇がない


手っ取り早く用件だけ伝えるには最高にいい手段だけど

人同士がとってもインスタントなつながりになる


そういう都会っぽさが嫌いなわけじゃないけれど

あのサファリの裸族、マサイ族も

もはやみな携帯を持ち歩く時代だから

都会も平原も関係ないみたいだ


したがって、あちらもみんなで肌をすり寄せて

ピョンピョン飛び跳ねながら

ライオンを威嚇してるわりには

案外インスタントでドライな付き合いをしてるのかもな?


それでも相手のココロの奥に潜む細かな機微は

やっぱり顔を見て筋肉の微妙な動きと

声のトーンからしか伝わらない


メールの類は必要最低限の用件を伝えるときに

短文で結果ありきの掲示板にするだけでいい


下手にニュアンスを伝えようとすれば

ちょっとした語尾の雰囲気からかえって深読みし合い

その意志とは違う方向に歩きはじめるのだから

それ以上のことは電話するか逢って話せばいいしね




問題の処理時間はその問題に見合った時間をかけるべきで

速いからいいわけじゃないし、遅すぎてもいけない




夏は暑すぎて、冬は寒すぎる



何でも過ぎたものはストレスを生む



夏の暑さも冬の寒さも適度がいいし


秋も短ければ

紅葉する暇もなく葉を散らしてしまう木が何本かは現れる


生身の人間だって個人差はあるけれど

そのココロの処理能力と

処理スピードを越えてしまうような「過剰なもの」は


なんでもストレスになりバランス感覚を失う元になるから

パニック障害や鬱になってしまったり


視野が狭く、関わりのバランスが掴めないような

思い込みの激しいストーカーが現れたり


更にそれがエスカレートすれば

先日の事件のように街中で急に人を刺したり・・


そういう風に壊れてしまうのかもな




こんなご時世に対抗するには

純粋無垢のまま逃避するか

荒療治になるけれど毒は毒をもって制するしかない


皮肉なことにその過剰なものの中からのみ

それを制する同じウイルスの免疫抗体が生み出され

対応力を鍛え上げる基盤になるのだから


普段から多少は鍛えて順応できる免疫をつけとかないと

知らぬ間に浸食されて

いちいち内側を壊される要素をはらむ


世知辛い世の中でございます・・ね















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フォアグラシャンティー.JPG

焼きリンゴとフォアグラのソテー、バルサミコのムースを添えて








こりゃぁ熱すぎて耐えられないから!














posted by 真中 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年11月24日

太陽のメッセージ


外はひんやり冷たいけれど

ガラス窓越しに差す朝陽はやけに温かい


冷たいものと温かいものが壁一枚で分かれてる



まるで強情な君のよう・・



その陽射しに照らされた部屋は心地よくて

ずっとその中に居たくなって


いろんなこと知ってるし解かっているけれど


本当のこと

何も解かっていないことを薄々気づいてる


いつだって窓越しに外の景色を眺めて

あやかやといろいろ言いたくなって





いつしか時が過ぎ

その部屋はとっても狭いことに気づいたとき


思い切って窓を開けてみる



そこには冷たくて清々しい風が吹き抜けて

太陽はその空気の遥か遥か上にあって

もっと大きなものを温めていることを知る





大人たちは

そんなこと解かってると鼻先で笑いながら


自らの根をその陽差しのフィルターに晒しもしないで

寒いとか眩しいとか言いわけしながら

また囲われた小さな部屋へ戻るんだ



そしてその身を隠しながら

窓越しに見えた景色に向かい

また、あやかやと・・



自分の根っこを

その陽差しに晒すこともできないくせに















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海老とシェリービネガーゼリー.JPG

手長蜘蛛海老とアオリ烏賊のポッシェ野菜のジュのゼリー















posted by 真中 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年11月22日

ゆるキャラ


一番好きなゆるキャラ

岡崎市の「オカザえもん」


岡崎市がどこだかは知らないけれど

一目見たその日から

コイツにはなにか引かれる・・


いろんなこと呑み込んで生きてる感じが意地らしい


















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しょうがないヨ!

ガンバローぜッ!!














posted by 真中 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年11月18日

尾鷲漁港から


三重県尾鷲漁港から直送

石垣鯛、コショウ鯛、手長蜘蛛海老、ガス海老

アオリ烏賊、真鯖等届きました


特に手長蜘蛛海老とガス海老はこの辺りの特産品

生のまま、甘くほろ苦くて美味!











漁港から2.JPG






手長蜘蛛海老.JPG

手長蜘蛛海老

人生いろいろ〜〜

海老だっていろいろ〜〜・・るんるん

芝海老じゃないし、バナメイ海老でもないし・・






〆サバ.JPG

〆鯖





蜘蛛海老カクテル.JPG

2種類の海老(手長蜘蛛海老とガス海老)のカクテル


人見人参のピューレとシェリー酢のゼリーが

素材の味と風味を引き立てます














posted by 真中 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記