2017年07月23日

成功と失敗と幸せな人と不幸な人


例えばお金持ちになった成功者が

一転貧乏に転落すれば不幸になってしまうものだ


例えばフィールドで活躍していたプロ野球選手が

戦力外通告を受ければ当然落ち込んでしまうもの


はたまた全財産をつぎ込み願かけして挑んだ事業が

あえなく崩壊すれば、もう立ち直れない気分になる


さらには浮気だ不倫だと罵り合い

全エネルギーを使い果たし萎んでしまうこともある


成功、失敗、幸運や不運はいろいろな形で訪れる



不運やら、単なる力不足の失敗ならば

その時はまたやり直すだけさ



ただそれだけで

それ以上もそれ以下もない



人は自分で自分を不幸にする



誰かになにかをやられたような気になりながら

自分で不幸のレッテルを貼り

その不幸の暗示を自らにかけてしまう


自らの力不足をまざまざと見せつけられたり

関わりの中で傷つけ合うことは誰にだってあるけれど

その先の自分の心を落としてゆくのは結局自分自身なのだ



人はそうやって心が一度ロックしたものから

もうなかなか抜けられなくなる



だからどうせロックして抜けられなくなるのなら

”何があろうが自分はいつでも絶対に幸運である”

そう自らに強い暗示をかけロックしてしまえばいい



成功の形は人それぞれでいろいろあるだろうが

人生の真の成功者とは



どうなろうが、どちらに転ぼうが

そのゆらゆらと揺れ続ける心もひっくるめて愉しみ

良きにつけ悪しきにつけ特にこだわらず

そもそも生きているだけで

わくわくとした幸せを感じられる

その心境地に至ることかもしれない



それはたとえばルンペンであろうとなりうるし

大富豪であろうとなりえないこと



限りなくシンプルで単純な話だが

人は良い時も悪い時も

幸せの高揚にしがみつき、または不幸の消沈を恨み嫌い

一々その物質的現象と

心の有り様に執着し囚われてしまうから

そのシンプルを実行するのはとても難しくなってしまう



大地を渡る風のように

綺麗な山も湖も

ごみごみと我欲の渦巻くこの街も

汚物の集うドブ川を渡ろうとも


ケセラセラさ・・



人生はパラドックスである



思い込みのトラップにはまってしまえば

抜けられなくなる錯覚の夢物語にすぎない


皆がそれぞれに自ら仕掛けた想念の時空を生き

正義だ悪だ、幸福だ不幸だとそれぞれが錯覚する


そして自らが思い込んだその錯覚の世界に

自分を縛りつけずっと生きてゆくのだ


その裏側には

とてつもなく大きな実相世界が流れているのに・・


実像は、

どうにでも変化できる、果てしなく広い流動の世界であり

その世界は一秒たりとも立ち止まらず常に形を変えてゆく

そしてその実態はいくら人間の頭脳で解明しようとしても

絶対に確定できないものだ


人の心だけが良い時も、悪い時も立ち止まり

その場所に執着してしまう


終いには死んでからも

未練たらたらどこまでも念を残す者までいる始末


どこまでも自分を一丁目一番地に置き

自らの正当性を主張するのが人間という生きものである


だだっ広い荒野に

小さくて狭い虚像のパラドックスをこしらえ

まるでそれが世界のすべてであるかのように思い込み

自らを縛りつけ、身動きが取れなくしているのは

紛れもなく自分自身となる



どうせ夢ならいい夢を見たほうがいい



だって人生は

たかだかたった一度っきりの夢物語なのだから・・



せき止められた湖は必ず濁るのだから

現象に囚われその想いの水を止めてしまわない限り

また次々変化して

面白いことがどんどん勝手にやってくるさ





失敗せぬよう自然の風を遮って

ビクビクと這いずりながら安全地帯にしがみつき

少しばかり成功すれば高揚し調子に乗って大顔を晒し

海辺のテラスでクリュッグを呑みほし反りかえっては


ひとたび失敗してしまえば被害妄想にまみれ

今度は恥ずかしそうに人目を避けながら

いちいち不幸な顔をしているような夢を見るより



どこへ向かうかもわからない乱高下する風に乗り

美しい山頂や谷を吹き抜け

色とりどりの花の咲き乱れる野原を駆け巡り

マーマレードとカフェオレのいい薫りのする

都会の路地裏で急カーブして

時にどす黒く悪臭漂うドブ川の上を渡ろうとも

後腐れせず立ち止まらずどこまでも走りぬける


その旅すがら何に出逢って楽しすぎて悲しすぎても

ワクワクした心のままで、またその先を求め

吹いてくる風に身をゆだねながら

自由に空を舞う夢のほうが・・


素敵・・。











DSC_1574.JPG

真夏の日光、中禅寺湖と男体山にて













posted by 真中 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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