2020年12月11日

それが蠢くとき・・



どこまでも広がる畑と、整列する玉葱の苗

まだ細く弱い淡緑一面には夜露が降り

地表にはうっすと白い霜が降り立つ

弱々しくしなる青葉には

等間隔に垂れさがる大粒の雫が

夜明けの真新しい光にキラキラしてる


光はやがてその雫の土の下に

大粒の球根を育むことになる


朝もやにけむる遠い雑木林から、

重低音の山鳩の唸りだけが微かにこだまし、

遥か東の地平には、紫の空に

圧倒的な光と熱をもたらすソレが蠢きはじめる



その恩恵のありがた味は

真冬の早朝にこそ感じ取れるものだ


かの清少納言も

冬の朝の美しさを詩にしたためたが、

今も昔も、

ソレは変わらぬエネルギーをもたらしてくれる




特別な年となった2020も間もなく幕を閉じる



いろいろあって、

誰かが誰かのせいにしたとしても、

再生の陽射は一定の時間軸で繰り返される



人の営みは、主に

自らの利益と安泰のための駆け引きに駆られ

散々綺麗ごとを語りながら

協力しては陥れ、協調しては欺き、

いい人になったり、悪い人になってみたり、

責めてばかりいたり、守ってばかりいたり、

ギラギラと戦いばかりを気負う者や、

一切触れないように逃げ惑う者とか、


そうやってカリカリと街が蠢き続ける


それでも信じ続ける者がいて、

守り続ける者がいて、

そして絶対に欺かない者がいて、



すなわち皆生きているのだ



人は進化の過程を歩き、

不完全ゆえに生きるのだろう



誰もが懸命に生きる様を一々否定などできない



時にどこかの暇人が

端から否定して廻るけれど

その正義は、

いったい誰基準の正義でしょう?


正義など立ち位置により変わるもの

立場が替われば真逆の話を語りはじめる


それが人というもの・・


正義と悪は紙一重

危うい天秤のバランス


得意げに片側に重心を乗せながら

そんなものを真顔で語るな



綺麗で安泰でスマートじゃないから

ダメなわけじゃない



営みにもがき蠢くなか時々どこかで、

すでに嫁さんに嫌われた

汗臭くて堅物で精神不安定の厄介者が、

誰もが助かるアイテムを

突然編み出したりするのだから・・



誰かの基準で白黒つけ

綺麗に分かれたものからは

何も生まれやしない



宇宙の原理はすべて、

けむり立つ曖昧なガスの中から導かれ

生みだされるのだ



整備されたスマートな箱の中で、

誰かの決めた基準に囚われ

自己保身の計算に明け暮れる者より、


足場のない曖昧なガスの中で、

何かを編み出すために

もがき蠢く者を信じたい



何かの出来事があって、何かが無くなり、

例えば闇が訪れたとしても、


ソレが蠢き、

また変わらぬエネルギーをもたらし

そして何かの出来事があって、

また何かが再生される



それぞれの身に振りかかる個別の現象は

時と共に変化しやがて吉凶を分けたとしても、

変わらないソレがまた目の前に現れる



いろいろあって

人生を常に楽しみ続けることは出来ないが、

一々深刻にならず、

蠢きのなか変化する人生を面白がれば、


そう、人生の吉凶のその様を面白がれたなら、

それは道の途中で習得した有効なテクニック


道を歩き抜くために

最強の必殺技となるのだ



全・集・中。

の呼吸。




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久しぶりにブログ書いてみた。



もうすぐサンタがやってくる

あぁ〜 待ちどおしい!


ひと足早い

Merry Christmas️️!










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posted by 真中 at 02:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記